セミナー説明
セミナー講師
職員を分析してどうマネジメントをしていくかは、管理者やリーダーなどの役職に上がるほど必要な能力になります!
組織における多くの悩み人間関係の難しさです。一言でいうと、「あの人が期待通りの働きができない(しない)」ということにあります。
もうひとつは、「私がどう対処したらいいかわからない(またはわかっていても指摘できない」ことにあります。
相手の問題を分析するには、お互いの現在地を知る必要があります。
例えば、いつもイライラしている職員に対して、話しかけにくかったり、注意をしにくかったり…。
役割、業務はしっかり果たせているが、組織活動や会議の発言には消極的であったり、どのような関わりをしても「十分な仕事ができない・成長しない」職員がいたりします。期待通りに役割を果たすことは難しいことです。
自分自身がリーダーなどの「役職」があれば、なおさらです。
上記を踏まえ、本セミナーでは「面談」や「指導」が必要になるケースもあるので、コーチングやカウンセリングなどのスキルも紹介していきますが、誰にどのようなコミュニケーションが有効であるのかを具体的に学んでいただきます。
■セミナー内容
【1日目】10:30〜15:30
・介護現場によくある人間関係の悩み
・グループワーク:「人間関係」
・組織を構成する要素
・グループワーク:「組織」
・組織改善のヒントとリーダーに期待される役割
・期待通りにならないタイプの分類
・各タイプへのアプローチ方法
・人間関係に迷う人に共通する課題
・リーダーにお勧めする具体的なスキル
・グループワーク:「スキル」
【2日目】10:30〜15:30
・一日目内容についての質疑応答
・各タイプの成長プロセス
・各タイプに有効な面談、指導方法
・グループワーク:「学びから感じた自身の課題について」
・参加者が持ち寄った「事例」の課題解決に向けて
・まとめ
■講師紹介
知野 吉和 氏(ちの よしかず)
・介護人材育成アドバイザー
・介護教員(介護福祉士・介護支援専門員)
・交流分析士
・エニアグラムFA
新潟県出身。
高校の時の担任からは『おまえはヤクザにもなれない中途半端なチンピラで終わる』と言われるくらい、どうしょうもない生徒だった。
「おまえみたいなバカは人を動かすことを学べ」と毎週、担任の先生の自宅に泊まりがけで指導を受ける。
介護系の専門学校に入学したのは、就職したくなかったから。
介護に興味はなかったが、介護施設の実習で、チームワークで仕事をすることの素晴らしさと、現場の様々な問題課題が山積みの発展途上のこの業界にチャンスを感じて、介護施設への就職を決める。
就職の初日、管理者に、『僕を主任にしてください』と直談判。当然、却下であったが、とにかく権限を持たなければ、現場の職員のモチベーションを守ることはできないと実感。
介護業界全体の課題は教育で解決するしかないと、講師の仕事を始めたのが、27歳。
やる気がなくなる介護職員の気持ちを代弁しつつ、日々、戦っている。問題の答えは現場にあるが信条。