セミナー説明
セミナー講師
環境調整がADLと密接していることがよく分かるので対象者が抱える実際の問題点へのアプローチが出来るようになる!
終末期を在宅で迎える患者や重度者が安心して在宅療養生活を送っていただくためには、体調に応じたリハビリテーションと生活という視点がより重要となります。
そのためにリハビリ職はどのように支援し、また在宅での環境整備を行っていけばよいのか。
本セミナーでは、これからのリハビリ職が知っておくべき在宅生活おける重度障害者や終末期の状態の方への適切なフィジカルアセスメントと在宅生活を継続するための家屋評価と介入のポイントをわかりやすくお伝えいたします。
10:00〜12:30
重度者・終末期患者に対するバイタルサインとフィジカルアセスメントの評価
(1)バイタルサイン とフィジカルアセスメントの意義
(2)重度者・終末期症例に対するバイタルサイン ・フィジカルアセスメントの重要性
(3)バイタルサイン とフィジカルアセスメントの実際
13:30〜16:00
在宅復帰・在宅療養支援における家屋評価のポイント
(1)家屋評価の意義
(2)身体機能と生活環境の関係性
(3)家屋評価の流れ
(4)家屋評価に関わる職種
(5)家屋評価のチェックポイント
講師
小池 隆二 氏(こいけ りゅうじ)
・株式会社One More Ship 代表取締役
・理学療法士
・在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師
・湖東地域医療介護連携ワーキング部会員
・能登川地区医療福祉ネットワーク 企画・運営
理学療法士の資格を取得後、大阪市内の病院で整形外科や脳外科、心臓外科などの術前と術後のリハビリに従事し、その後フィールドを介護保険分野である老人保健施設や特別養護老人ホームに移す。入所の方へのリハビリと同時に訪問リハビリやデイケアのリハビリを経験し、生活期での理学療法士の役割を日々考えるようになる。その中で各地域の生活期リハビリの現状を知るために大阪・京都・滋賀でさまざまな地域リハビリテーションを経験する。今までの経験を活かし、2015年に株式会社OneMoreShipを設立。現在は滋賀県東近江市でワンモア訪問看護リハビリセンターという訪問看護ステーションを運営。日々訪問リハビリの現場で活動している。また、地域活動として、2016年度より湖東地域や事業所がある能登川地域の医療介護連携のメンバーにも選出され、地域での多職種連携にも尽力している。