セミナー説明
セミナー講師
診療報酬改定や介護報酬改定ではリハビリの役割が強化されており、役割に応じた運営が求められている!
団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年の地域包括ケアシステムの「深化」「真価」「進化」に向けて国は、リハビリテーション施設に「早期にADLを自立させるためのリハビリ(急性期)」「早期に自宅復帰できるためのリハビリ(回復期)」「生活機能維持・向上のリハビリ(生活期)」というリハビリテーションの役割を位置づけ、「自立支援」「重度化防止に資するリハビリテーション」「医療・介護連携」を求めています。
言い換えれば生活期を支えるリハビリテーション施設の需要は益々大きくなり、「リハビリ機能+リハビリマネジメント機能」として、従来の身体機能の維持・向上だけでなく、生活を意識したADL・IADLトレーニング、地域ネットワークを強化した社会参加へのアプローチが重要となってきます。
合わせて、地域包括ケアシステムの時代における在宅でのADL・IADL支援ができるセラピストが活躍できる市場は巨大であり、キャリアマネジメントを形成する選択肢が多くなります。
本セミナーでは、2021年度の介護報酬改定・2022年度の診療報酬改定を受けて求められるリハビリテーション分野のマネジメントと2024年度の介護・医療同時改定に向けての対策などこれからの時代にリハビリ部門が必要となる情報を具体的に分かりやすくお伝えいたします。
10:00〜12:30
2021年度介護報酬改定・2022年度診療報酬改定から予想する今後の医療・介護のリハビリ分野の方向性
(1)2021年度介護報酬改定の概要と傾向
(2)2022年度診療報酬改定の概要と傾向
(3)今後のリハビリ関連分野の医療・介護の方向性
(4)セラピストの働き方やキャリアマネジメントの変化
13:30〜16:00
リハビリ部門が「結果を出す」ためのマネジメントのポイント
(1)経営戦略:リハビリ部門の方向性実現のための計画
(2)人的資源管理:人を管理する仕組み
(3)組織行動:人を動かす取り組み
(4)ナレッジマネジメント:リハビリ技術を管理する仕組み
講師
高木 綾一 氏(たかぎ りょういち)
・株式会社One More Ship 代表取締役
・株式会社Work Shift 代表取締役
・国家資格キャリアコンサルタント
・リハビリテーション部門コンサルタント
・医療・介護コンサルタント
・理学療法士
・認定理学療法士(管理・運営)
・呼吸療法認定士
・修士(学術/MA)(経営管理修士/MBA)
・関西医療大学保健医療学部 客員准教授
大阪府出身。 2000年当初より大阪府内にある大手医療法人にて、理学療法士として地域リハビリテーションに携わりながら、リハビリテーション部門の統括を始め、病院・介護施設・介護事業所のマネジメントを経験した。その後、2014年12月に株式会社Work Shiftを設立し代表取締役に就任し、全国にて医療・介護事業所のコンサルティング他、ヘルスケアビジネス支援、創業支援、キャリアデザイン やマネジメントに関するセミナー講師で活躍中である。