セミナー説明
セミナー講師
\診療報酬・介護報酬改定で求められるリハビリ部門の役割と運営!/
診療報酬改定や介護報酬改定ではリハビリの役割が強化されており、役割に応じた運営が求められている!
2024年度は団塊の世代が75歳以上の後期高齢者となる2025年の地域包括ケアシステムの「深化」「真価」「進化」に向けた診療報酬・介護報酬・障害福祉サービスの総仕上げのトリプル改定となり、医療計画・介護保険事業計画などの切り替え、医師の時間外労働に対する上限規制の開始、新複合サービス(訪問[介護・リハ・看護]×通所[介護・リハ・看護])の創設などが想定されており、医療・介護業界にとって重要な大改革の年となることが容易に予想されます。
今後、国は今まで以上にリハビリテーション施設に「早期にADLを自立させるためのリハビリ(急性期)」「早期に自宅復帰できるためのリハビリ(回復期)」「生活機能維持・向上のリハビリ(生活期)」というリハビリテーションの役割を位置づけ、「自立支援」「重度化防止に資するリハビリテーション」「医療・介護の連携」を求めてきます。
言い換えれば生活期を支えるリハビリテーション施設の需要は益々大きくなり、「リハビリ機能+リハビリマネジメント機能」として、従来の身体機能の維持・向上だけでなく、生活を意識したADL・IADLトレーニング、地域ネットワークを強化した社会参加へのアプローチが重要となってきます。
本セミナーではリハビリテーション部門に関係する2024年度診療報酬・介護報酬同時改定の項目を先読みし、分かりやすく解説しながら、リハビリテーション部門の改定に対するマネジメントの在り方についても言及いたします。
■当日予定している内容
今後の医療・介護分野におけるリハビリ部門の方向性と可能性
【1】次期診療報酬・介護報酬改定は地域包括ケアシステムに向けた「総仕上げ」
・地域包括ケアシステムの基盤を支える「地域リハビリテーションの在り方」
・医療、介護それぞれのリハビリテーションの「役割」がより明確になる
【2】クローズアップ!急性期後の生活を支える「医療」と「介護」の役割
・強固な医療と介護の連携
・地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟の入退院支援
・介護保険分野におけるリハビリテーションの強化
・訪問リハビリテーションなど「訪問系サービス」へのLIFE拡充
・通所系サービス(通所介護・通所リハ)、介護老人保健施設のアウトカム評価の強化
【3】リハビリテーションを取り巻く環境が大きく変化
・地域によっては高齢者人口の減少が本格化…どう生き残る
・新複合型サービス「通所(通所介護・通所リハ・療養通所)+訪問(訪問介護・訪問リハ・訪問看護)」とは
・医療や介護におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の導入
【4】今後のリハビリ部門をマネジメントしていくためのポイント
・経営戦略:リハビリ部門の方向性実現のための計画
・人的資源管理:人を管理する仕組み
・組織行動:人を動かす取り組み
・ナレッジマネジメント:リハビリ技術を管理する仕組み
■講師
高木 綾一 氏(株式会社WorShift 代表取締役/理学療法士)