株式会社WorkShift代表取締役の高木綾一です。
2024年は新型コロナウイルスの騒動は完全に落ち着き、過剰な感染対策が行われることは皆無となりました。
しかし、以前と比較して、オンラインサービスの普及が急速に進んだため、リハビリテーション業界の教育研修や学術大会もオンラインが主流となっています。
オンラインは、現地に行かなくてよい、交通費がかからない、見逃し配信があるなどメリットは大きいのですが、対人交流が少ない、技術の習得が困難である、集中力が欠けるなどのデメリットも多いのも事実です。
弊社も含めて研修を実施している会社は、対面の研修事業の集客は以前よりかなり苦戦をしています。
一言でいえば、オンライン研修が流行し、対面研修が廃れている状況と言えます。
2024年は弊社も対面セミナーを数回試みましたが、2019年以前と比較して集客は30%まで落ち込んでいます。
先述したように対面セミナーでなければ、技術の習得は困難です。
リハビリ職種は技術職ですので技術なくして専門性は語れません。
2025年は対面セミナーの在り方を模索し、一つの答えを出したいと考えております。
また、2024年は健康の大切さを実感する一年となりました。
2023年の年末から2024年の年始に新型コロナに感染し、症状が寛解した直後に、インフルエンザに感染しました。
実は、私の人生で初めてインフルエンザに感染しました。
そのためか、症状がかなりひどく10日ほど熱発が続き、最終的には咳喘息となり、咳喘息の症状が3月まで残りました。
また、2024年8月には突如として左膝に疼痛が発生し、その後、関節水腫が発症し、10月下旬までひたすらに穿刺を繰り返す日々を送りました。
この間、在宅リハビリの仕事は中断となり、関係者の方に大変な迷惑をかけることになりました。
本当に2024年は散々な健康状態であり、仕事のパフォーマンスも30%以上低下したと思います💦。
来年はもう48歳。
より、健康に留意をして経営者として邁進をしたいと思います。
そんな中でもうれしいことが三つありました。
一つ目は、2024年8月に「リハビリテーション職種のマネジメント 結果を出せる組織づくり編」を出版することができたことです。
この書籍は、これまでの高木綾一のマネジメントの知識や経験を凝縮したものとなっています。
多くの方にご購読をいただき、大きな反響を頂きました。
一方で、次の書籍の出版に向けて、自身がさらにブラッシュアップしなければならないと危機感も感じた次第です。
二つ目は、息子が履正社高校の野球部での活動を2年間6か月の間、しっかりとやり切ったことです。
息子の努力を一番近くで見てきた親としては、息子の成長がなによりもうれしい出来事でした。
大学でも野球を継続するので、引き続き、彼の成長を見守りたいと思います。
三つ目は、2024年12月1日をもって、株式会社WorkShiftが10周年を迎えたことです。
10周年を迎えるのは創業時の一つの目標でしたので、それが実現し、感慨深かったです。
10周年を迎えた気持ちは「株式会社WorkShift創立10周年!!この10年間を振り返ります!!」に綴らせていただきました。
10周年を祝うために、家族と食べたケーキは格別でした(笑)。
さて、医療・介護業界は2025年から2040年にかけて、前時代とは異なる新しい次元の課題が山積しています。
大都市圏では高齢者が急増する最終局面に入り、利用者の獲得が激化するでしょう。
しかし、大都市圏以外は人口減少の影響がいち早く表れ、高齢者の数も減少し、医療・介護事業の選択と集中及び業態変化が求められるでしょう。
また、日本全体で現役世代の人口が減少することで労働者が不足が加速します。
運送業界、建築業界、介護業界が特に影響を受けるでしょう。
今後は利用者不足ではなく、労働者不足で事業が困難となる医療法人や介護事業所が続発すると思われます。
このような時代に対応するため、より組織マネジメントや人材育成が重要となります。
よって、2025年以降は弊社の存在価値が益々、試される時代になりそうです。
2025年は次の10年間に向けて弊社のビジョンやマネジメントを再構築いたします。
WEBサイトを含めた広報の在り方
対面セミナーの在り方
新刊書籍の企画・執筆
キャリアカウンセリングの強化
ビジネスパートナーとのコミュニケーション
経営資源の効率的運用
などに取り組みたいと思います。
2024年の締めくくりに尊敬している経営者仲間の津崎 武志社長(作業療法士)と生野達也社長(理学療法士)と飲みまくりました!
いつもありがとうございます!
皆様、どうぞ2025年も何卒宜しくお願い致します。
よいお年をお迎えくださいませ。
投稿者
高木綾一
株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
呼吸療法認定士
修士(学術・経営管理学)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授