今の自分は過去の自分が作り上げたもの。だからこそ、今を頑張らねば未来は創れない。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方の中には、今の自分に不満がたまっている人もいるだろう。

起業家の中には、業績が上がらず、辛い思いをしている人もいるだろう。

人間は、現時点、つまり今に起こった不幸や不満を非常にストレスを感じる動物である。

そして、今の辛い状況を打開するために、今できることを行う。

しかし、「今でいること」は今の辛い状況を打開するための本質的な行動にはならない。

なぜならば、「今の辛い状況」を作り上げたのは、今ではなく過去の自分だからだ。

過去に行った自分の言動が、今の自分を作り上げているため、今の状況を良いものにするために、今を頑張っても仕方がないのである。

これは、マーケティングの理論でも説明ができる。

マーケティングの効果は概ね半年から一年後にじわじわと出てくる。

例えば、WEBサイトやブログによる情報発信をしても、即時に顧客からの反応はなく、地道な情報発信を継続することで顧客が徐々に反応するのである。

過去に戻ることは物理的に不可能である。

したがって、望ましい未来を獲得したいなら、まさに「今を一生懸命に仕事すること、マーケティングをすること」が重要である。

将来,惨めになりたくないなら、今を頑張るのだ。

このシンプルな法則を実践することが成功のカギである。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
あずま整形外科リハビリテーションクリニック
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授

 

 

セラピストの起業家の最大の欠点は「マーケティング力不足」である

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のキャリアは多様化しており、一昔前に比べて個人事業主や代表取締役社長して独立して活動する者が増えている。

しかし、経済的にもキャリアデザインの視点においても成功している人は少ない。

当然、独立すれば、雇用されている時と異なり「自らの顧客」を創造しなければ、収入は激減する。

つまり、独立が成功しない者は「顧客の創造」ができていないのだ。

「顧客の創造」を行う方法は「マーケティング」の他ならない。

「マーケティング」を実践せずに独立して働くなど、丸腰の状態で戦場に行くようなものである。

それでは、なぜ、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の個人事業主や起業家は「マーケティング」が苦手なのか?

それは、医療機関や介護事業所に勤めている時に「マーケティング」に関わることなど皆無だからである。

患者や利用者は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が自ら創造しているのではなく、医師や介護支援専門員から紹介をされている。

したがって、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が顧客を創造する「マーケティング」の必要性などを感じることは皆無である。

そのため、独立したとしても、「マーケティング」を学ぶことに対する心理的ハードルや手間などが生じ、起業家として成功できないセラピストが多い。

独立しているセラピスト、独立志望のセラピストは絶対「マーケティング」を学ぶべきである。

「マーケティング」をしなければ、事業が継続できずに自分自身のやりたいことすらできなくなるからだ。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
あずま整形外科リハビリテーションクリニック
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授

PT・OT・STは75歳まで今の働き方が可能か?

高齢化の進展が半端ない。

先進国で2000年以降に生まれた子供たちの半数以上が、105歳以上まで生き、 2060年の平均寿命が女性で90歳後半、男性で80歳後半である と予想されている。

特に、日本は救急医療とリハビリテーションが発達し、さらに、今後は健康増進分野の充実も図られていく。

そのため、長寿化は益々進むだろう。

しかし、厳しいことに年金の財源である社会保障費がひっ迫している。

そのため、生活費を維持するために多くの国民が高齢者になっても、仕事を続けなければならない状況となる。

2060年には70歳~80歳ぐらいまで働くことが常識になるだろう。

PT・OT・STの仕事は、肉体労働でもあり、感情労働でもある。

今現在、医療機関に勤めるセラピストは一日18単位の取得、訪問リハビリに勤めるセラピストは一日6件の訪問を標準化されていることが多い。 3cf1e0c9b2c432063e3c063ead201a9e_s しかし、冷静になって考えてほしい。

70歳以上でもその働き方できるだろうか?

体力的にも、感情的にもそのような働き方がいつまでできるのか?

現在のPT・OT・STのキャリアデザインは、20代から40代を対象にしているが、今後は高齢者PT・OT・STのキャリアデザインが大きな課題となる。

70歳以上になってもどのようにして働いていくのか?

別の視点で言い換えると、肉体労働や感情労働をしなくても仕事を継続していくスキルを若い頃から培っているか?と言える。

体を動かすこと・感情を抑制するスキルだけを養っていても、高齢者になった時にそのスキルは陳腐化していく。

よって、高齢者になっても社会や組織に貢献できるスキルを若いうちから考えなければならい。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
あずま整形外科リハビリテーションクリニック
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授

目の前の仕事を大切にできない人間は、見通しの良い未来を想像はできない

人生に明確な目標を設定して今を生きている人は全体の10%~20%ぐらいしかいない。

多くの人は、見通しの明るい未来を想像することが難しい。

職場の上司との面談では、部下に仕事や人生における目標を設定することことが多いが、目標を設定することは非常に難しい。

多くの人にとって目標設定は、非常にストレスあり、考えるだけでも混乱するような作業である。

また、一部の人は「頭のいい人や能力の高い人だけが目標を設定できるのであって、自分のような能力の低い人間は目標なんか設定できないです」と言う。

果たして、目標設定は頭のいい人、能力の高い人だけができるものなのだろうか?

答えは「No」である。

目標設定は、自身の価値観の先にしか生まれないのである。

したがって、価値観の明確化こそが目標設定において最重要である。 e269da681c340282ff5bbd7a932f5413_s 価値観を明確化させる方法として最も優れている方法は、実に簡単である。

目の前の仕事を一生懸命にすることである。

理学療法士、作業療法士、言語聴覚として一生懸命に働いていれば、「好きな仕事」にも、「嫌な仕事」にも出会うだろう。

好きな仕事、嫌いな仕事というのはあなたの価値観を反映しているものである。

価値観が明確になれば、その価値観の延長線上にある目標を設定すればよいだけである。

ただし、仕事一生懸命にしなければ、自分の価値観には気づけない。

理学療法士 作業療法士 言語聴覚士 として目標を持てない人は、今の仕事に一生懸命に取り組んでほしい。

そうすれば、あなたの人生における目標が勝手にあなたに近づいてくる。

 

投稿者
高木綾一

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関西医療大学保健医療学部 客員准教授

PT・OT・STのキャリアデザインを阻害する「イラショナル・ビリーフ」

信念とは「それが正しいと堅く信じ込んでいる心」である。

アメリカの臨床心理学者のアルバート・エリスは、信念には論理的な信念と非論理的な信念があると述べている。

非論理的な信念は英語でイラショナル・ビリーフ((irrational belief)と言う。

イラショナル・ビリーフは、悲観的思考であり、その思考は物事の結果を悲観的に捉え、心理的な落ち込みを生むものである。

つまり、「心理的な落ち込みは、物事の結果がそうさせたのではなく、イラショナル・ビリーフがそうさせたものである」という考え方である。

例えば、次のような内容は一見合理的な信念と感じるが、実はイラショナル・ビリーフである。
1)嫌われてはいけない
2)できるだけ完璧に物事は仕上げないといけない
3)困難なことが起これば、立ち向かうより避けるほうが楽である
4)人から批判されたから自分はダメな人間である

イラショナル・ビリーフには
「ねばならない信念」例:人には好かれないといけない
「悲観的信念」例:〇〇が起こったから、もう〇〇は絶望的である
「非難・自己卑下信念」例:〇〇ということが起こったから、私はダメな人間なんだ 「欲求不満低耐性信念」例:〇〇をすることは耐えられない
という4種類存在する。 29e4249217ed0aca74e7e081b73ab9b4_s このようなイラショナルビリーフは、個人差はあれば誰でも持っている。

所謂、「思い込み」や「勘違い」が自身の考えを支配し、誤った行動を誘発していると言える。

例えば、「ある患者から治療に関するクレームを言われたから、自分はセラピストとしてダメな人間なんだ」と考えたとする。

しかし、これは明らかにイラショナル・ビリーフである。

ある患者からクレームを言われたということだけで、「セラピストとしてダメ」ということは論理的におかしい。

また、一度クレームを言われた程度で、自分のことを判断することも論理的ではない。

そして、そもそもクレームを言われない人などいないので、一度のクレームで自己否定をするのも論理的ではない。

イラショナルビリーフは人生や仕事を前進させにくい。

ぜひ、自身のイラショナルビリーフに気づいていただきたい。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
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関西医療大学保健医療学部 客員准教授