キャリア停滞の原因 結局は覚悟がないから決断できない

自分の人生を変えたい
この会社を辞めたい
こんな上司の下では働けない
自分のやりたいことをしたい
と誰もが一度は思うのが普通である。

しかし、実際に自分の状況を変えるために行動する人は少数派である。

つまり、多くの人は今の状況は「まずい」と判断は出来ているのだが、「行動を起こす」という決断はできないということである。

なぜ、「行動を起こす」という決断ができないか?

それは、「行動を起こす」ことによって生じる責任を引き受けるという「覚悟」がないからである。

逆に言えば、「覚悟」さえできてしまえば、決断が可能となり、自分の人生を変える可能性が高まると言える。

元ヤクルトスワローズの監督である野村克也氏は「覚悟に勝る決断なし」という言葉を残している。

決断によって失うものもあるかもしれない。

しかし、それを受け入れる覚悟ができた時、人間の心は軽くなり行動への決断が可能となる。

「覚悟」があるとないでは、人生において行動する範囲は天と地ほどの差がある。

そのため、キャリアデザインや起業を成功させるためには「覚悟」が極めて重要と言える。

今、あなたが行動を起こせない理由は知識不足や、経験不足ではなく、単に「覚悟」がないからではないか?

でも、よく考えてほしい。

もし、何かを決断することで何かを失うことがあったとする。

失ったものは、「見栄」や、つまらない「プライド」だったりしないだろうか。

もし、そんなことで「決断」ができないなら相当人生で損をしていると言える。

 

執筆者
高木綾一
セミナー講師
株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術)
関西医療大学保健医療学部 助教
関西学院大学大学院 経営戦略研究科