自分の実力のピークを見極めろ

組織や特定の領域で、長期間、働いていると
誰しも最も、輝いて働いている時期がある
実力がピークとなっているその時期は、組織からの吸引力も強く居心地が良い

しかし、市場の変化と人間が持つバイオリズムにより
実力のピークは緩やかに低下していく

本人の能力が低下せずとも
外部環境が変化するため
実力のピークで働ける期間はわずかな間である

しかし、自分の能力を過信し
居心地のよい状況から抜け出せない人は多い

そして
いつの間にか茹で蛙になり
会社や社会より見放されていく

セルフマーケティングを怠らない人は常に
自分の実力のピークを見定めている
そして、自分の商品価値が劣化し始めると
それをいち早く感知して、新しい商品価値の創造を行う

起業家で成功している人の多くは
「最も会社でピークの実力」を持っていた時に
退職をして、起業している

その人の周囲にいる人は、「最も実力がある時に
退職すること」を不思議に思っている
そのポジションにそのままいれば
良い待遇があるのに、もったいない・・・・と周りの人は思う

しかし、セルフマーケティング能力がある人間は
「自分の実力のピーク」を見極めており
次の新しい商品価値創造の段階にいち早く取り組む

したがって、退職と起業のタイミングが「実力のピーク時」に重なることが多い

今は、不確実な時代に突入し
個人の人生を社会や会社が守ってくれる時代ではない

よって、自らの能力や技術を社会に買ってもらう
セルフマーケティングが必要な時代となった

したがって、自分の能力、すなわち商品価値を
常に自己監査する必要性がある時代になったと言える