若い頃は年上から見込まれる生き方、中年以降は年下から尊敬される生き方をしよう

株式会社Work Shift 代表取締役の高木です。

最近は、YoutubeやSNSの情報発信に力を入れており、ブログの更新頻度が少なくなっており、反省をしております。

今後、再起動してまいりますのでよろしくお願いいたします。

今日は、セラピストのキャリアデザインについてお話をしたいと思います。

キャリアデザインを発展させていく要因の一つに「発達的人間関係」というものがあります。

簡単に説明すると、「キャリアデザインの発展を促進する良質な人間関係」と言えます。

逆を言えば、「キャリアデザインの発展を阻害する悪質な人間関係」も存在すると言えます。

みなさんは「この人に出会って人生が変わった」「あの人と出会わなければ今の私はない」という出会いはなかったでしょうか?

私も中学から現在まで多くの人と出会ってきました。

今までにも人生を変えるほどの大きな出会いがあり、また、現在は、素晴らしい仲間と人間関係を継続できています。

リハビリ職種のキャリアデザインでは技術や知識を向上させる、学位や資格を習得する、論文や学会発表を行うと考えがちですが、これらだけではキャリアデザインが発展することは難しいです。

なぜならば、人のキャリアは人間関係の中では育まれるからです。

その中でも
「若い頃は年上から見込まれる生き方」
「中年以降は年下から尊敬される生き方をしよう」
はキャリアデザインにおいて重要な視点です。

キャリアデザインの発展に欠かせないのは「周囲からチャンスを与えられること」です。

自分の信念や価値観を仕事を通じて実現するためには、何らかの仕事や出来事が目の前にくる必要があります。

その仕事のすべてを自分自身で用意できればいいのですが、そのようなことはほぼ不可能です。

若い頃は仕事は年上の人から提供されることが多く、また、中年以降の場合は年上の方は引退をしているため、中年以降の場合は年下から仕事を提供される必要があります。

そのためには、
「若い頃は年上から見込まれる生き方」
「中年以降は年下から尊敬される生き方をしよう」
が重要となります。

つまり、年齢に応じて人間関係のマネジメントが必要であり、そのマネジメントを怠ると「発達的人間関係」を構築できない状況の陥り、キャリアデザインの発展が見込めない状況になります。

若いころに年上から評価されない、嫌われる
中年以降に年下から尊敬されない、慕われない
という生き方はキャリアデザインには好ましくないと言えるでしょう。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授