2020年度診療報酬改定で予想されることを箇条書きにしてみた

  1. 急性期の看護配置基準や重症度、医療・看護必要度を細かく分類しすぎたため、病棟基準の違いがあってもほぼ医療行為に変わりなないという矛盾をなくすために、病棟基準の数を少なくすると予想される
  2. 都会には開業医過剰地域が存在しており、地域偏在を抑制するために開業医過剰地域のにおける開業には、在宅医療や介護保険事業などの一定のルールを定める可能性がある
  3. 200床以上の病院の外来抑制が行われる
  4. 地域包括ケア病棟の地域とのかかわりが強化される(在宅受け入れ率向上・在宅医療の提供頻度など)
  5. オンライン診療と在宅医療の組み合わせが促進され、問診と投薬のみの軽症患者への医療費抑制が行われる
  6. 急性期、回復期からの在宅復帰への取り組みの質が評価される
  7. 自院の診療行為を分析し、経営に役立てた場合の診療報酬が認められる可能性がある。特に、人工知能ソフトを用いて日本全国の平均的な医療水準との差異を確認する行為が評価される。
  8. 働き方改革の一環で週3・24時間以上の勤務者の合算の非常勤の要件が緩和され、短時間労働者の雇用を促進する
  9. 回復期リハビリテーション病棟ⅠのFIM利得がさらに高く設定される。45以上か?

以上、予想されることをすべて書いてみました。
関係者の方はご参考ください。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
あずま整形外科リハビリテーションクリニック
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授