PT・OT・STの課題!多職種連携=多職種理解である件

回復期リハビリテーション病棟の定期カンファレンス
退院前カンファレンス
サービス担当者会議
リハビリテーション会議
などリハビリテーション職種が参加する会議は近年増え続けている。

そのため、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が多職種とコミュケーションを交わす場面がどんどん増えている。

しかし、同時に多くの問題も発生している。

その問題の一つが、「多職種が何を言っているはわからない症候群」である(図)。

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(無断転載禁止)

当然、職種が違うわけだから、使用する専門用語が異なる。

会議では、わからない言葉一つでも出てくると一気に混乱をきたすセラピストが多い。

そのため、セラピストが利用者にとって非常に重要なことを理解できないため、利用者に不利益を与える可能性がある。

セラピストにとって弱点領域である
予後予測
内科疾患
栄養状態
褥瘡
薬剤
などについて知識の浅いセラピストは会議で「どんどん辛い状況」になる可能性が高い。

多職種連携をちゃんとしたいなら、ちゃんと勉強するほかない。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術)
関西医療大学保健医療学部 助教
関西学院大学大学院 経営戦略研究科

イラスト提供
福山真樹
理学療法士×イラストレーター

医療・介護等の現場を、医療職種の胸の内まで分かりやすくイラストで伝える。
臨床で勤務する理学療法士だからこそ描ける作品を医療関係者等へ提供し、書籍・学会・福祉機器紹介PV等、様々な場面で用いられている。
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