リハビリテーション業界のパンドラの箱が解放されている

リハビリテーション業界には、タブーが満載である。

タブーは、リハビリテーション業界や関連する業界の秩序を維持してきたものであり、様々なタブーは既得権益で保護されてきた。

しかし、社会保障費の圧縮、セラピストの過剰供給、各団体の政治力の変化など世の中が大きく変わってしまいタブーについて言及せざる得ない社会になっている。

リハビリテーション特化型デイサービスはただの筋力トレーニング施設ではないの?

看護部長よりリハビリテーション部長はなぜ権限がないの?

理学療法士の資格を取ったけど、別の業界に就職することはいけないの?

なぜ、特定の手技が全てだという風潮があるの?

訪問看護ステーションなのになんでセラピストが訪問業務に出ているの?

通所リハビリ・訪問リハビリ・老人保健施設は医療法人のサイドビジネスですよね?

回復期リハビリテーション病棟の単位数はセラピストの暇さに応じて決定しているよね?

地域包括ケア病棟って、結局、整形外科リハビリテーション病棟だよね?

介護福祉士が夜勤を月2回程度したら、セラピストの給与より高いよね?

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の資格って分ける必要があるの?

今までタブーだったことが様々な団体や有識者より発言されるようになっている。

これは、硬直化した現状に対して、創造的破壊を行うことで現状を打開する試みである。

しかし、タブーをタブー視してる以上、現状は何も変わらない。

タブーについて触れることを恐れる人はイノベーターにはなることはできず、永遠に時代の傍観者である。

パンドラの箱をあなたは開けることがでいるか?

それとも、箱を閉じることを望むか?

これからの時代のセラピストの大きな選択肢になる。

あなたはどっちですか?