一寸先が見えないリハビリテーション業界 あなたはどう生きる?

リハビリテーション業界の環境変化のスピードは恐ろしいほど早い。

回復期リハビリテーション病棟の台頭とその後の厳しい評価

リハビリ特化型デイサービスの急増とその後の停滞

通所リハビリテーションと訪問リハビリテーションの急速な需要の拡大

自費リハビリテーションの拡大傾向

自己研鑽の残業が当たり前からワークライフバランスの推奨

非常勤アルバイトの時給3000円以上から1400円前後の低下

実習のスーパーバイザーが新人だらけ

セラピストがリハビリテーション業界以外で働く

などの激しい業界の変化が起こっている。

このような環境変化が激しい状況では、環境変化に適応する働き方や自己研鑽が重要である。

もし、何も行動をしなければ環境変化に巻き込まれ、馬車馬のようにしか働けない状況が作られていく。

資本がある人間が資本のない人間を使って富を増やす資本主義社会では、環境適応が非常に重要となる。

これまでリハビリテーション専門職は環境適応をしてこなかった。

それは、国家資格を金科玉条のように振りかざし、雇用は守られていると考えていたからだ。

しかし、これからの時代はそのような考え方は全く通用しない。

10年後あなたはどんな仕事してどんな生活をしているのだろうか?

運命は他力本願ではなく、自力本願で定めるべき。

執筆者
高木綾一
セミナー講師
株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術)
関西医療大学保健医療学部 助教
関西学院大学大学院 経営戦略研究科