社会から求められる職業モデルが大きく変質している。
経済成長期では、職業モデルが明確に存在し、そのモデルを真似て、継続的に取り組めば給料は順調に上がった。
しかし、2000年以降、不確実な時代に突入した日本において、キャリアモデルは変質してしている。
そのような社会では、既存の職業モデルを追求するのではなく、自分のやりたいことを自らモデリングしていく働き方が求められる。
今の時代、自分のやりたい仕事を実践している人が限りなく少ない。
職業モデルがない職業を確立することができれば、市場においてアドバンテージを得ることができる。
しかし、それは容易なことではない。
どの市場で、どのように動けば、その仕事にたどり着けるのか?
地域包括ケアシステムが推進される現在、医療・介護・健康分野では、既存にはないフレームワークに基づく働き方が求められている。
生活支援サービス、介護予防、疾病予防、高齢者就業、企業内検診など開拓されていない分野は沢山あるが、このような分野の求人募集が掲載されることはない。
求人媒体には既存の医療・介護ビジネス業界の求人募集しか掲載されない。
つまり、一般の情報媒体からは顕在市場のみの情報しか手に入れることはできない。
どのようにすれば、自分の夢や新しい仕事のモデルを見つけることができるだろうか?
効果的な方法の一つが「ダイレクト・アクセス」である。
「ダイレクト・アクセス」とは
自分の夢や目指す方向性に近いところで仕事している人に「会いにいく」ことである。
「会うこと」の効果は極めて大きい。
会うことで「仕事の実現可能性」、「連携・協同の可能性」、「資本提携の可能性」、そしてなにより「マインド」を学ぶことが出来る。
正しい選択肢などない。選んだことを正しくしていく勇気と行動力が必要である。
その一歩が「ダイレクトアクセス」である。