運は100%実力であることをセラピストは知らなければならない

SNSの普及によりセラピストの活躍が手に取るようにわかる時代になった。

沢山の若くして成功しているセラピストが日々、SNSで近況を報告している。

人間は他人の成功を目の当たりにすると、妬みを感じるものである。

「あいつは運が良い」
「あいつは○○先生に目をかけてもらっているだけ」
「あいつは最初の職場でチャンスをもらえただけ」
などの妬み文句を言うセラピストは多い。

しかし、これらの妬み文句はすべて的外れである。

実力がなければ、目の前に運があっても運をつかめない。

実力がなければ、○○先生にも目をかけてもらえない。

実力がなければ、職場でチャンスすらもらえない。

要するに、成功する人間は実力があるということである。

実力があればあるほど、社会にはその人が活躍できる機会を与える。

つまり、「活躍できる機会の発生頻度が高い=運がある」ということである。

まさに、運は実力のうちである。

セラピストとして自分の境遇や運のなさを嘆くのは本末転倒である。

自分の実力が不足していることに嘆くべきである。

他人の成功や成功者を取り囲む環境をうらやましいと思う暇があれば、実力を高める努力を行うべき。

セラピスト過剰供給時代に生き残るためには、ひたすら実力を高めるというシンプルな原則を守ることである。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
あずま整形外科リハビリテーションクリニック
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授