不透明な世の中において自身のキャリアデザインに悩んでいるPT・OT・STは多い。
特に、2010年以降のPT・OT・ST量産型社会においては、その資格の価値の低下も激しく、金銭的な報酬や社会的立場は厳しくなる状況が続いている。
そのため、5年後、10年後の未来を描くことは容易ではない。
このような状況ではPT・OT・STはどのような心構えでキャリアデザインに臨めばよいのだろうか?
キャリアデザインに最も必要な要素は「主体性」である。
つまり、主体的になりたい自分を設定することがキャリアデザインの根幹である。
実はこの「主体的になりたい自分を設定すること」が最も難しい。
皆さん自身も経験はないだろうか?
自分のやりたいことがわからない
セラピストとして目標がない
毎日、同じことの繰り返しでやりがいを感じない
このようなことを感じている時は主体性を失っている時である。
それでは、「主体的になりたい自分を設定すること」はどのようにすれば可能であるか?
その一つの方法として「どのようになれば自分は幸せであるか?」と問いかけることである。
できる、できないは別としてどんな状況になれば自分は幸せになれるのかについて正直に考えることが重要である。
人は忙しい日々を過ごすと「幸せ」について真剣に考えることは少ない。
あなたにとって幸せとはどんなものだろうか?
一度、幸せについて考えてみてください。
キャリアデザインの大きなヒントが見えるかもしれません。
株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授