PT・OT・STのキャリアデザインに活用できるホランド理論「キャリア・クラスター」

ホランド理論では次の6つの性格的特徴(パーソナリティー)が存在し、各特徴に適した仕事選びが重要である言われている。

6つの特徴
現実的 (Realistic)

研究的 (Investigative)
芸術的 (Artistic)
社会的 (Social)
企業的 (Enterprising)
慣習的 (Conventional)

これらの6つの特徴と仕事の適応を考えたモデルを「キャリア・クラスター」という。

世の中の多くの職業を分類し、それぞれに適したパーソナリティーを定めたものである。 パーソナリティとキャリア・クラスターは以下のように定められる。 キャリアクラスター

キャリア・クラスターをセラピストの仕事内容に変えてみると以下のようなものになる。キャリアクラスター セラピスト用

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士という同一の資格を有して、働いていたとしても、それぞれのパーソナリティーは違うことから、各人に適した仕事が存在すると言える。

自分自身の性格特性を分析することは、キャリア選択においては極めて重要である。

あなたのパーソナリティーを判断するには
過去の自分自身の行動や興味・関心を振り返ってみる
信頼できる友人にあなたのことを説明してもらう
職場での人事面談での指導内容を振り返る
などの方法がある。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 助教