組織外活動全力投球セラピストの評価が低い件

組織内活動より、組織外活動に全力投球しているセラピスト。

皆さんの職場にはこのようなセラピストはいないだろうか?

臨床、管理業務、多職種連携、委員会活動、院内教育、雑務より・・・学会発表、組織外コミュニティー活動、地域における○○会議、外部セミナー講師、大学院学業を優先するセラピストが増えている。

彼らが組織外活動に一生懸命になることは悪いことではない。

組織外活動は社会貢献やキャリアデザインにも繋がる。

しかし、給料が発生している組織への貢献なくして組織外活動は成立しない。

組織内活動より組織外活動を優先しながらも、組織から給与をもらってる人は、所謂、「フリーライダー(ただ乗り)」である。

フリーライダーのたちの悪いのは、真面目に組織のために頑張っているセラピストのモチベーションまでどんどん下げることである。

組織外活動に偏ったセラピストが評価される職場では、組織内行動を頑張っているセラピストの不平等感がどんどん高まる。

従って、組織外活動を一生懸命に取り組んでいるセラピストは今一度、組織内活動の棚卸をして欲しい。

組織外活動を職場のセラピストに認めてもらうためには、職場への貢献が大前提である。

投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術)
関西医療大学保健医療学部 助教
関西学院大学大学院 経営戦略研究科

イラスト提供
福山真樹
理学療法士×イラストレーター

医療・介護等の現場を、医療職種の胸の内まで分かりやすくイラストで伝える。
臨床で勤務する理学療法士だからこそ描ける作品を医療関係者等へ提供し、書籍・学会・福祉機器紹介PV等、様々な場面で用いられている。
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