転職時に試されるPT・OT・STの市場価値

PTは過剰供給は必至である。

PTが増えるためPT vs OT・STの様相となってきた市場。

このような状況になれば、医療機関や介護事業所はPT・OT・STという「有資格者」が欲しいのではなく、「具体的に何かができる人」を求めるようになる。

つまり、PTの過剰供給により、セラピスト業界の労働市場は人材価値に訴求ポイントがシフトしている。

転職時の面接では、あなたの価値に関する質問が多くなる。

下図のように、転職時の面接でアピールするポイントがないセラピストは苦境に立たせられる。

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このような状況にならないための方法として、現時点で職務経歴書を書いてみるとよい。

職務経歴書に溢れんばかり書くことがあるセラピストは、転職時の面接を乗り越える可能性高い。

しかし、現時点で記載内容が乏しい人は、一つでも多くの経験や取り組みを書けるように努力をするべきだ。

PT・OT・STの転職は当たり前のこの時代では、自分の価値向上にこだわることが重要だ。

投稿者  高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士 修士(学術)
関西医療大学保健医療学部 助教
関西学院大学大学院 経営戦略研究科

イラスト提供
福山真樹
理学療法士×イラストレーター

医療・介護等の現場を、医療職種の胸の内まで分かりやすくイラストで伝える。
臨床で勤務する理学療法士だからこそ描ける作品を医療関係者等へ提供し、書籍・学会・福祉機器紹介PV等、様々な場面で用いられている。
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