「判断」はある物事について自分の考えをこうだときめること
「決断」はきっぱりときめること
判断をするが、その決断を他者に任せる、経営陣に任せる、あるいは決断を先延ばしにする。
こんな場面はよく散見するのではないだろうか?
連携がどうだ、看護部門がどうか、リハ部門がどうだ、オーナーがどうだ、現場がどうだ?と判断する。
しかし、「あなたはそれらの問題に関して何を決断するの?」と質問すると「え、決断するようなことは特にないです。今の状況に不満です。」と返答が返ってくる。
こういう人は
出世しないし
収入は上がらないし
会社の永遠的奴隷
の可能性が高い。
筆者のコンサルティングの経験上、今の医療・介護現場は圧倒的に決断者が不足している。
特に、経営者、医師、部長、課長クラスの決断力不足が目立つ。
チーム医療・介護を勘違いしている。
連携を勘違いしている。
判断したことを話し合うのがチームワークではない。
決断に向けての意思決定のプロセスに参加するのがチーム医療・介護である。
意思決定プロセスである以上、決断をぶつけて議論をするべきである。
判断だけが得意なチームには何の価値もない。
決断だけが、物事動かす。
判断と決断を混同しているうちは、仕事は面白くない
決断すれば、目の前の景色は変わる。