自分の評価と他人からの評価にギャップがある場合、周囲との人間関係が破綻することが多い。
特に自分のことを棚にあげて、周りを批判する人は多い。
特に、上司や経営者がそのような人であると組織は悲惨なことになる。
上司の指導や技術が優れているだけで、上司と部下と人間関係がうまくいくとは限らない。
上司と部下の人間関係を円滑にするためには何が必要か?
それは 信頼 である。
基本的な信頼関係がなければ、何を指導しても相手の反応は乏しい。
信頼関係はお金では買えない。
日々の思いやりのあるコミュニケーションの中にしか生まれない。
上司が保身をしたり、責任転嫁をしたり、価値観の押しつけをしている状況では信頼は一生、生まれない。
信頼関係はまさにプライスレスである。
また、自分自身の自分の評価が高く、他人からの評価が低い人は信頼を得られない。
他人からの評価だけを気にすることが、重要と言いたいわけではない。
他人からの評価と自分の評価の間にあるギャップを客観視し、常に自分の行動をセルフモニタリングし、状況に応じた合理的な判断をしていくことが重要である。
人間一人では仕事はできない。
他力を利用するためには、信頼関係の重要性を今一度見直したい。